ケジラミ症

ケジラミとは吸血性の昆虫で、名前のとおりシラミの一種です。成虫で体長1mm程度のシラミです。少し茶色がかった白色で、形は円形に近く、触覚を持つ小さな頭部と3対の脚があります。卵は灰色がかった白色で光沢があり、毛の根元近くに産みつけられ、セメントの様な物質で固定されます。

ケジラミは卵から生まれてきて死ぬまで1ヶ月と生息期間は長くはないのですが、その間に30〜40個程度の卵を産みます。主に人の陰毛に生息して血液を吸って生きています。ほとんどが性交渉時の陰毛から陰毛への接触感染ですが、肛門周囲の体毛や、腋毛、胸毛、時にはクリニングスやフェラチオによって口ひげや頭髪にまで寄生してしまう恐れもあります。性交渉以外にも稀なケースですが、接触の多い母子間や家庭で毛布やタオルを介して間接的に寄生する場合もあります。

ケジラミ症の治療方法
ケジラミを治療する方法として一番確実なのが、陰毛など感染(寄生)している部分の毛を全部剃ってしまう方法なのですが、それが無理な方には薬用のパウダーやシャンプー等を使用して治療する方法もあります。
ケジラミ症に感染(寄生)した場合の症状
ケジラミの症状は「激しいかゆみ」です。激しくかゆみがあるのに湿疹が出ないのが特徴です。下着にケジラミの糞(黒い点々のしみ)がつくことがあります。 ケジラミの引き起こす症状は主に上記のものなので、一部では軽い病気と扱われている場合があり、中には笑い話のように軽い気持ちでケジラミのことを話している方を見かけた事があります。しかし軽く見てはいけません、簡単に感染(寄生)する上に眉毛やまつげに寄生した場合、眼病を引き起こします。(家族間での子供への感染が多いようです)。加えて他の性感染症との合併症にも注意しなければいけません。

統計によりますと、ケジラミ症と同時に他の性感染症に感染していることが多いようですので、ケジラミの治療に行く際は同時に他の感染症の検査も受けるようにしましょう。